海外で幼稚園に行くことになるなんて、、思ってもみませんでした。。。

我が家には子供が3人いるんだけど、日本では保育園・幼稚園は未経験。
幼稚園がどんなところかも知らない!ましてや海外。。

これからどんな事が起こるんだろう?どんな事が待っているんだろう?
子供は嫌がらず通ってくれるのかなぁ。。

不安と期待←はなかったけど、、不安でいっぱいの幼稚園デビュー!!
我が家の体験談をお話ししたいと思います。

これを読んでくださっている方の気持ちが少しでも楽になりますように!
最後までお付き合いよろしくお願いしますm(__)m

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目次

日本人のいないメキシコの幼稚園ってどんなとこ?

ブラジル・サンパウロの次の赴任地は、メキシコのプエブラという町でした。
メキシコでは4番目に大きな都市、なのですが、、4番目って微妙ですよね。。(^^;
プエブラを知っている日本人はいないかも。。(^^;
知っているあなたは、かなりのメキシコ好きでしょう!


そんな、日本人がほぼいない町プエブラでの幼稚園は、まず、受け入れてもらえませんでした。
その理由は、「日本人を受け入れたことがないから」という、それだけのこと。。
しかし、そこ以外に選択肢はなかったので、どうにかお願いして行けることになったのです。。


この幼稚園は、一応アメリカンスクールで、プエブラのお金持ちが通う幼稚園!
なぜ一応?かって、、、
それは、幼稚園で英語は勉強するけれど、全てが英語というわけではなく、ほとんどスペイン語。

ここは、アメリカンスクールという名の現地校!お金持ちが集まる幼稚園だったのです。
我が家は、お金持ちではないのだけれど、治安の悪いメキシコでは、良い幼稚園に行かせることは鉄則!!

お金持ちが行く幼稚園=良い幼稚園

という事になるわけです。。

日本人のいない幼稚園!子供は馴染めるの?周りの反応は?

初日、スペイン語が少しわかる夫は、子供のためにメモ帳を作りました。
必要最低限の言葉が日本語とスペイン語で書かれているもので、困ったときの虎の巻!
やっと字が読める?くらいの日本語力の長男は、スペイン語の存在すら知らない。

この先、、やっていけるのか、、、
他に行くところはない、、
頼れる人は誰もいない。。

考えれば考えるほど不安になっていくのでした。

初日は夫が付き添い、私は家で待っていました。
そして、夫が帰ってきてから長男の様子を聞いたのです。
まるで合格発表を知らされるかのようなドキドキ感は、今でも忘れません。。(^^;

夫が幼稚園へ連れて行き、先生に一通りの説明をして、長居はせずに会社へ行ったようです。


長男は5歳で、男の子にしてはよく話し、ひらがなも覚え始めたところでした。
のんびりしているが、言うこともよく聞き、我慢強い性格は長男特有のものなのか。。
幼稚園へ行くことも、喜んでる?とまではいかなくとも、嫌がらずに行ってくれた初日の出来事。。。

夫が会社へ行こうとしたとき、長男と別れる瞬間、長男の目から涙がこぼれました。
泣き叫ぶわけでもなく、夫を引き留めるわけでもなく、ただただ、我慢していた涙があふれてきたのです。
夫は、後ろ髪ひかれる思いで会社へ行ったようです。


ますます不安が募る中、長い一日が終わり迎えに行くと、そこには朝とは別人の長男がいたのです!

たくさんの友達に囲まれ、名前を連呼されながら、、笑顔の長男です!

初日の出来事でした。

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おわりに

メキシコのプエブラという町で、日本人のいない幼稚園で、たったひとりの日本人。
珍しさも相まって、皆、とても親切でした。
興味津々で、ずっと囲まれて、ずっと名前も呼ばれ、独りぼっちになることはなかったようです。
それどころか、人気者であったことは間違いありません(#^^#)

翌日からはずっと笑顔で幼稚園に通っていた長男。
あの涙はまるでなかったかのように。。。

でも、あの日の涙は、良い思い出として何年経っても忘れることはありません。。。


海外赴任において、一番心配なことは子供のこと!学校関係ですよね!
置かれている環境は皆それぞれ違います。
でも、子供を思う気持ちは皆同じ!

お子さまのために出来るだけ良い環境を与えてあげてください。
そして、お子さまを信じてあげてください。
パパもママも大変だけど、一番がんばっているのは子供たち!

苦労した分、大変だった分、得るものはたくさん!
きっと、かけがえのない宝物になるはず(#^^#)

最後まで読んでいただきありがとうございましたm(__)m

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