「タコスの皮って、柔らかいのとパリパリなのがあるって知ってましたか?」
ん、なぜ?
柔らかいとパリパリって全く反対の食感じゃない?どっちもタコスの皮なの?
私がタコスと出会ったのは、もうずいぶん前になりますが、本場メキシコでしたよ(^^)
それまでは、タコスという言葉くらいは知っていたけど、食べたことはなかったんです(^^;
初めて食べたタコスは、イメージとは違っていました。私のイメージしていたものは、皮がパリパリのやつ。そう、箱に入って売られている、市販のアレです。
でも、本場メキシコで食べたタコスは、皮が柔らかいやつ。そう、最近は日本でも売られている、市販のアレです。
(-ω-;)ウーン
どっちもタコスの皮なのかなぁ~?
あなたはお悩みになったことはありませんか?
そんなあなたのために、タコスの本場、メキシコで5年間暮らした私が、タコスの皮について、たっぷり語りますよ(#^^#)
ぜひ最後までご覧になってくださいね!
目次
タコスの皮は柔らかいORパリパリ?
最近は日本でも浸透してきたタコス。
タコスが食べられるお店も増え、お家で作って楽しむ方も増えているようですね(#^^#)
そのタコスに欠かせないのが、タコスの皮です。
お店で食べるとき、お家で作るとき、あなたはどっちのタイプを選びますか?
柔らかいタイプ?それともパリパリタイプ?
ちょっと悩んじゃいますよね。。
そして、なぜ違うの、と思ったことはないですか?
その小さな疑問をスッキリさせるために、まずは、柔らかいタコスの皮についてお話ししますね♪
メキシコのタコスの皮は柔らかい
タコスの皮が柔らかいのはなぜかというと、ズバリ!
本場メキシコのタコスは、そもそも皮が柔らかいものなのです。
本家本元のタコスの皮は柔らかかった!
初めてタコスを食べたとき、衝撃的!?
かつ、コレがタコスなのか?と、驚きました(゚Д゚;)
実は、タコスが何かもよく知らなかったんですよね(^^;だから、皮のことなんて考えたこともなかったんです。
メキシコに住み始めてからは、タコスにはまり、皮にも詳しくなりましたよ(#^^#)
タコスの皮は、柔らかいものが本場メキシコ流なのです。
では、パリパリの皮は何なんでしょう?
次に説明しますよ。
アメリカのタコスの皮はパリパリ
皮がパリパリ。私が最初に持っていたタコスのイメージが、コレでしたよ。
実はこのパリパリタコス、アメリカが発祥なのです。テックス・メックス料理に分類されますよ。
テックス・メックス料理?聞きなれない言葉ですね(?_?)それは何かというと、アメリカのテキサスとメキシコが融合して生まれた、アメリカ料理のことなんですね。
で、あの独特な形の、パリパリの皮は、メキシコでは見たことがないのです。。(´・ω・`)
日本で、パリパリのタコスを提供しているお店は、テックス・メックス料理のお店かもしれませんね。
おまけ情報
タコスが食べられるレストランなので、メキシコのお店?と思いがちですが、実はアメリカのレストランなのです。
メキシコに住んでいたころ、アメリカへ旅行に行ったときに、初めて「タコベル」に行きました。
そして、あのパリパリの皮のタコスを食べたんですよ。それはそれで美味しかったのですが、皮が柔らかい、メキシコのタコスとは別物でしたね(^^;
タコスの皮って一体何?
柔らかい皮、パリパリの皮、タコスの皮って、一体何なの?
タコスの皮=トルティージャ
んん?新しい言葉が出てきましたよ。
トルティージャ?
タコスの皮の正体?
タコスの皮にもちゃんと名前があったのです。
それが、トルティージャ!
丸くてぺっちゃんこで、柔らかいタコスの皮、トルティージャは、メキシコ人にとっては主食となる、重要な食べ物なのです。
ただの皮ではなかったんですね。。何だか奥が深そうです。。このタコスの皮、トルティージャをもっと掘り下げてみますよ!
タコスの皮は何からできている?
メキシコ人にとっては主食とも言える、柔らかいタコスの皮、トルティージャは、何からできているのでしょう?
勘のいいあなたはお気づきですね(^^)
実は、トウモロコシの粉からできているんですよ。
トウモロコシを主食とするメキシコでは、沢山の種類のトウモロコシが作られていて、様々な料理に使います。
日本人が、お米を主食として白米を食べるように、メキシコ人は、トウモロコシを主食としてトルティージャを食べるんですね。
そのトルティージャに色々な具材を包んだものが、タコスということなのです(#^^#)
トルティージャがタコスの皮というわけです。
でもね、日本で売られている市販のタコスの皮、トルティージャは、小麦粉から作られているものが主流なんですよね。。
んん、なぜ?
それは、癖がなく食べやすい、という事が大きな理由です。
では次に、味について触れてみましょう(#^^#)
タコスの皮の味ってどんなの?
メキシコでは、タコスの皮、トルティージャは、トウモロコシの粉から作られているものが主流です。もちろん、小麦粉から作られているものだってありますよ。
そのタコスの皮って、どんな味がするのでしょう?
まずは、小麦粉タイプのものから説明しますね。
柔らかいタコスの皮~小麦粉タイプの味~
小麦粉から作られているものは、癖のない味でとても食べやすく美味しいです。日本でも売られていて、馴染みのあるものではないでしょうか。
原料が小麦粉なので、パンのような味がするんです。ただ、食感は全く違うんですよね。タコスの皮は発酵させないので、フワフワ感はなく、ぺっちゃんこで、しっとりしてるんですよ(#^^#)
柔らかいタコスの皮~トウモロコシの粉タイプの味~
トウモロコシの粉から作られているものは、残念ながら日本ではあまり見かけません。。(._.)
メキシコではこちらのタイプの方が主流なんですよね(#^^#)
味はというと、とても癖のある独特な味わい。日本の食べ物にはないような味で、よく例えられるのが、カビ臭い(-_-;)
カビ臭い?って、嫌な例えですよね(-_-;)
何だか食べる気なくなっちゃいませんか?
でもね、コレが慣れると癖になる味!
この独特なカビ臭い味わいが、たまらなく美味しくて、タコスの具材やソースにマッチするんですよ~♪
これぞ、ザッ・タコス!(←変な表現でゴメンナサイm(__)m)という味なのです(#^.^#)
私にとっては、小麦粉タイプの皮は、タコスではない、と言ってもいいくらい、トウモロコシ大好き派なのです(´艸`*)(←小麦粉派の方ゴメンナサイm(__)m)
ちょっと力が入りましたが、あくまでも好みの問題です(^^;
当然、小麦粉派の方だっていますよ。(←夫がそうです(^^;)
ただ、日本では、トウモロコシの粉からできているものは身近ではないので、ちょっと残念なのです(._.)
柔らかいタコスの皮がパリパリに変身!?
タコスの本場メキシコでは、タコスの皮は柔らかい!と説明してきましたが、実は、パリパリもあるんです。えっ?今さら何を。。。
タコスとして食べるときは、柔らかい皮を使いますよ。その柔らかい皮、トルティージャを、油で揚げてパリパリにすることもあるんです。
トルティージャチップス!
と言えば、聞いたことがあるかもしれませんね。
メキシコ料理で、ディップに刺さってるヤツ。
そう、アレです。
メキシコでは、柔らかいタコスの皮を揚げて、パリパリにしたものを料理に使うんですね。タコスではなく、他の料理になるんですよ。と、別の料理を語ると長くなりそうなので止めておきますね(^^;
タコスの皮から、ちょっと話題がそれてきたので、この辺で終わりにしたいと思いますm(__)m
おわりに
タコスの皮が柔らかい?その真相に迫る!
と、題してお伝えしてきましたが、いかがでしたか?
まとめてみると、
- タコスの皮が柔らかい→メキシコのタコス
- タコスの皮がパリパリ→アメリカのタコス
- 柔らかいタコスの皮=トルティージャ
- 小麦粉からできているタコスの皮
- トウモロコシの粉からできているタコスの皮
- 柔らかいタコスの皮→パリパリのトルティージャに変身
ということでした(#^^#)
私はメキシコに暮らして、日本では知らなかったタコスに出会い、本当によく食べましたよ(#^^#)
皮はもちろん、具材、ソースにもちょっとうるさいですよ(笑)
日本では、簡単にタコスが食べられるわけではないけど、昔と比べるとずい分身近なものになりましたね。だから、より身近に、本場のタコスを知って欲しいと思い、私の知っているタコスを語りました(#^^#)
あなたにとってタコスが美味しいものでありますように!
最後までお付き合いいただきありがとうございましたm(__)m