私が子供だった頃、「かぼちゃの皮は食べられるの~?」と母に聞いた記憶があります。
「かぼちゃはね、皮に栄養がいっぱいあって身体にいいんだよ。」と、母の作るかぼちゃの煮物はいつも皮が付いていました。
幼い頃から、「かぼちゃの皮は栄養がいっぱい!」と教えられ、当たり前のように皮が付いたかぼちゃを食べてきたので、やっぱり我が子にも同じように食べさせているんです♪
でも、時々見かけるんですよね…、皮を食べない方。
その理由の多くは、
- 皮が硬い
- 皮は不味い
- 農薬が心配
という事でした。
う~ん…。そう言われてみると、確かに皮は硬い! と言うか、生のかぼちゃ自体が硬いですよね(^^;
皮が不味いかどうかはあまり気にならないけど…。オレンジや黄色に変色したり、ブツブツがある皮のかぼちゃは気になっちゃいますね…。食べられるのかな~(。´・ω・)?
というわけで今回は、かぼちゃの皮について、
- かぼちゃの皮は食べられるのかどうか
- かぼちゃの皮の栄養
- かぼちゃを皮ごと美味しく食べるコツ
を詳しくお伝えしますね。
上手く皮を使いこなせて、安心して美味しく食べられるように、徹底的に解説していきますので、どうぞ最後までご覧になってくださいね(#^^#)
目次
かぼちゃの皮は食べられるの?
既に答えは言っちゃいましたが、かぼちゃの皮は食べられるんです!
かぼちゃの皮って、硬そうだし、むくんじゃないの? と思ってしまいますが、むかない方がいい場合もあるんです♪
なぜならば、かぼちゃの皮は栄養の宝庫だからです。
かぼちゃの皮には栄養がいっぱい! 食べないなんて勿体ない!
と子供の頃に教えられた私は、なるべくかぼちゃの皮は食べています(#^^#) でも、「何が身体に良いの?」ということを知らなければ、なかなか食べられませんよね^^;
なので先ずは、かぼちゃの栄養について見ていくことにしましょう。
かぼちゃの皮は栄養たっぷり!
ほっくりとした食感で甘味のあるかぼちゃは、実は栄養価に優れた緑黄色野菜の仲間なんです。特に皮の部分は栄養が豊富なんですよ♪
◆主な栄養成分
- β-カロテン
- カリウム
- ビタミンC
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- ビタミンE
- カルシウム
- 鉄
- 食物繊維
特にβ-カロテンと食物繊維は実よりも皮に多く含まれているんですって!
では、この栄養がどういった効果をもたらしてくれるのか見ていきましょう。
- 日焼けシミ予防
- 冷え性の解消や血行促進
- 肌荒れ防止
- 老化防止
- 貧血の予防
- 便秘解消
美容や健康が気になる私には、とっても嬉しい効果ばかりだわ~(*´▽`*) 特に皮にはβーカロテンや食物繊維が多いので、美肌効果が期待できそうね♪
と嬉しい効果も分かったので、皮は食べるべし! なんだけど、中には「これって食べられるの?」というような皮があるんですよね…。
なのでお次は、気になる皮についてお伝えしますね。
かぼちゃの皮の変色とブツブツは食べられる?
緑色をしたかぼちゃの皮の中には、一部分がオレンジや黄色に変色したもの、ブツブツができているものを見かけることがあります。
う~ん…、これって大丈夫なの? 食べるにはちょっと抵抗がありませんか? これらの正体は一体何なんでしょう?
安心してください。中の実には影響はありません。
変色をしているのは、日光が当たらなかった部分で、オレンジや黄色は、中の実の色なのです。ということは、切っていない丸ごとのかぼちゃの実の色が分かるというわけですね♪
ブツブツ、ゴツゴツしているのは、かぼちゃが育っていく中でついたキズ跡のようです。いわゆるかさぶたみたいなもんですね。
私は、変色したかぼちゃの皮は気にせず食べています。ブツブツの部分は取り除きます。食べられるんでしょうけど、やっぱりブツブツは美味しくなさそうだしね…(^^;
変色やブツブツが気になるようであれば、むいて取り除くか、買うときにきれいなものを選びましょう。
あ、ちなみにこんな便利グッズを見つけちゃいました♪ かぼちゃ専用のピーラーで、普通のものよりもラクラク皮むきが出来ちゃうんですって! しかも、里芋やりんごなどの他の食材にも使えるのはいいですね♪
よかったらこちらからチェックしてみてね(#^^#)
かぼちゃの皮は栄養が豊富で食べられるのは分かったけど、農薬は大丈夫なの? ということで、次に説明しますね。
農薬は大丈夫なの?
かぼちゃの皮が食べられるということは知っていても、「農薬が気になるわ~」という方もいます。
基本的に、スーパーなどのお店で売られているかぼちゃは、洗浄されて基準をクリアしているものなので、皮を食べても大丈夫です。
それでも心配なら、沸騰したお湯で1~2分間茹でましょう。煮沸消毒になります。
いずれにせよ、かぼちゃを調理する前は、皮をよく洗いましょうね。私はたわしでゴシゴシ洗うようにしています。農薬が気になるというより、土などの汚れが残っている場合があるからです。
ところで、種とわたってどうなの? ちょっと気になったので調べてみました。
かぼちゃの種とわたは食べられるの?
かぼちゃの皮は普通に食べていたけど、種とわたは…う~ん…捨てちゃいます…^^;
母が作ってくれたかぼちゃの煮物には、わたが付いているものもあり、口の中に繊維が残るんですよね…。それがあまり好きではありませんでした(^^;
でも調べてみると、種もわたも食べられるんです! しかも身体に良いんですって! 予想はしていましたが、やっぱりか(゚Д゚;)って感じです…。母は正しかったわけですね。
そう言えば、メキシコに住んでいたころ、かぼちゃの種を食べていました(^^; アーモンドやピーナッツと同じように売られていたし、料理やお菓子にも使われていましたね。
わたの部分は実よりも食物繊維が豊富で、ねっとり甘くて味が濃くて、本当は捨てるのは勿体ないくらい美味しいんですよね♪ 繊維が気になる場合は、細かくしたりピューレにしたりすれば食べやすくなりますよ。
種はよく洗って乾かしてフライパンで炒って、中の部分を食べることができます。種の外側は食べられないので注意してくださいね。
◆かぼちゃの種はスーパーフード
炒ったかぼちゃの種は、コレステロール値上昇抑制効果のあるリノール酸が多く、また骨の発育を助けるマンガン、味覚を正常に保つ亜鉛も含んだ栄養豊富な食品、まさにスーパーフードなのです。
かぼちゃの皮の栄養、農薬のこと、種やわたについて見てきました。次は、皮を美味しく食べるコツをお伝えしますね。
かぼちゃを皮ごと美味しく食べるコツ
かぼちゃの皮には美肌になれる栄養がたっぷり! 食べないなんて勿体ないわよね♪ どうせ食べるなら美味しく食べたいわ~(*´▽`*)
ということで、小さい頃から皮を食べてきた私が、美味しく食べられるコツをお伝えしますね♪
◆皮を美味しく食べるコツ
- 少しだけ皮をむけば美味しさUP
- 残った皮を活用しよう
- 皮ごと潰せばムダなく美味しい
では説明していきますね。
◆少しだけ皮をむけば美味しさUP
かぼちゃの煮物なんかを作るときは、少しだけ薄く皮をむくといいですよ。そうすると味が浸み込みやすくなるんです。煮るときは皮を下にして並べると、皮まで柔らかくなり美味しく食べることができます(#^^#)
ピーラーを使って所々薄く剥きます
皮を下にして煮ると柔らかくなりますよ♪
◆残った皮を活用しよう
時には実の部分だけを使うことだってあるかもしれません。そこで余った皮を上手くお料理しちゃいましょう。
皮を千切りにしてきんぴらにしたり、他の具材と合わせてかき揚げにしたり、電子レンジで柔らかくしてサラダにしたりと、幅広く使えるんです♪
栄養いっぱいの皮を捨てずに、ぜひ活用しましょう(#^^#)
◆皮ごと潰せばムダなく美味しい
皮ごと柔らかくして潰してしまえば、栄養だって丸ごとムダなく全部食べられます。かぼちゃのポタージュは、食べ応えもありとっても美味しいですよね(*´▽`*)
潰したものをお好みの具材とマヨネーズで和えれば、今どきのお洒落なデリ風サラダに変身しちゃいます♪
かぼちゃの茶巾絞りを作ることもあります。そしてお弁当にだって入れちゃいます♪
潰す前に、皮の部分を少し取り分けて飾りにします♪
何にだって使えるかぼちゃの皮、やっぱり捨てるのは勿体ないですね(#^^#) 夏は美味しいかぼちゃがたくさん出回ります。もう安心して皮まで食べられますね(^_-)-☆
あ、そうそう、丸ごとのかぼちゃを買ったりして使いきれない場合は、冷凍保存がオススメです♪ せっかく美味しそうなかぼちゃを買ったのに、「腐らせちゃった~(T_T)」ってことにならないようにね!
おわりに
いかがでしたか?
「かぼちゃの皮は食べられるの?」というテーマでお伝えしてきました。最後にまとめてみましょう。
- かぼちゃの皮は食べられる
- かぼちゃの皮は栄養が豊富
◆かぼちゃの皮に多い栄養成分
- β-カロテン
- 食物繊維
◆期待できる効果
- 日焼けシミ予防
- 冷え性の解消や血行促進
- 肌荒れ防止
- 老化防止
- 貧血の予防
- 便秘解消
◆皮を美味しく食べるコツ
- 少しだけ皮をむけば美味しさUP
- 残った皮を活用しよう
- 皮ごと潰せばムダなく美味しい
何気に食べていたかぼちゃの皮。栄養豊富で美肌効果アリ! って、なんて素敵なのかしら~(*´▽`*)
これからは、もっと積極的にかぼちゃの皮のお料理を作れそう♪ 種とわたも食べれば捨てるところもないなんて、環境にも優しい、まさににスーパーフードですね♪
かぼちゃは皮ごと食べて美しく(^_-)-☆
最後までお付き合いいただきありがとうございました(#^^#)