こんにちは、料理講師をしているRikoです。

お弁当を作るとき、前日に下ごしらえってしますか?

私は必ずやっています。だって、下ごしらえなしではまともなお弁当は作れませんからね^^;(←私の場合)



現在は1人分ですが、過去には3人分のお弁当を作ってたんです。何をするのも遅い私は、前日にある程度準備しとかないと、朝起きて一から作ったんでは間に合わないんですよね^^;

なので、お弁当を作るときは前日に下ごしらえをするのがお決まりになりました。いや~、これをやっとくと本当に朝が楽です♪ お弁当作りも苦ではなくなりますよ。

でもね、

「前日の下ごしらえってどこまでやっていいんだろう?」

とちょっと心配になっちゃいますよね。

というわけで今回は、

  • お弁当の下ごしらえで前日にできること
  • お弁当の下ごしらえで冷凍しておくと便利なもの

について私がいつもやっていることを詳しくお伝えしますね。

これを知っておくとお弁当作りが今よりもず~っと楽になりますよ♪ もちろん、運動会のお弁当を作るときだって同じです。前日の下ごしらえのコツを覚えて、簡単に美味しいお弁当を作りましょう~♪

ぜひ最後までご覧になってくださいね。

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目次

お弁当の下ごしらえで前日にできること

いざ、お弁当を作ろうとなったときに、当日に一から全部作ってたんではとても大変。かといって何日も前から準備するのもね…^^;

私がこれまでお弁当を作ってきて感じたことは、”前日に下ごしらえをする”って効率が良いなということです。

なぜなら、もうすでに次の日のお弁当が決まっているから。

そうなんです、お弁当の内容、おかず、メニューを決めておくということが、前日に下ごしらえをする大きなポイントなんですよ♪

その下ごしらえの方法をお伝えする前に、まずは、“前日のいつ頃やればよいのか”というタイミングについてお話ししますね。

皆それぞれ生活スタイルも違ったりするので、いつが最適かということは一概には言えない部分もあるんです。私なんかは夜寝る前にまとめて下ごしらえをすることが多いんですけど、夜は疲れ果てちゃう方もいると思いますしね。

なので、いくつかパターンを挙げてみます。

◆前日の下ごしらえのタイミング

  • 買い物から帰ってきて冷蔵庫に食材を入れる前に下ごしらえ
  • 夕飯の準備の時、同時進行で下ごしらえ
  • 夕飯の片づけが終わってスッキリしてから下ごしらえ
  • 日中のゆったりした時間に下ごしらえ

私はどのパターンも経験済みで、どのパターンもおすすめです。なので、その時々でご自分のやりやすいタイミングに合わせてくださいね。

ではそれを踏まえて、以下の項目に分けて下ごしらえの方法をお伝えしますね。

  • パン・ご飯編
  • 野菜・果物編
  • 卵・肉・魚編

まずは、主食となるパン・ご飯の下ごしらえから一緒に見ていきましょう~♪

パン・ご飯編

私が作るお弁当の主食はほとんどご飯ですが、ロールパンやサンドウィッチを入れてるお弁当投稿写真もよく見ます。(インスタにお弁当写真載せてるのでよかったら見てくださいね♪)

ではお弁当、前日の下ごしらえです。”下ごしらえ”という言葉が合わない場合もありますが、大目にみてくださいね^^;

  • ご飯→タイマー予約で炊けるようにセットしておく
  • おにぎり→具材の下準備をしておく
  • サンドウィッチ→具材の下準備をしておく

ご飯のタイマー予約って、「そんなの常識だわ!」と言われそうですが…、でもね、私、うっかりして忘れそうになることがあるんです^^; 忘れてしまったらお米を研ぐとこから始めなきゃなんないし、そんな時間もなければ冷凍ご飯を使うしかない?

なのでそうならないためには、ご飯のタイマー予約は必須ですね。朝から土鍋でご飯を炊くって場合は別ですが…。

そしておにぎりにする場合は、前日に具材の準備をしておくと楽です♪

例えば、梅干しの種を抜いて実を潰しておいたり、焼き鮭の身をほぐしておいたり、使う具材を迷わないように考えておいたりすると、忙しい朝の時間を有効に使えますね。

焼き鮭もいいけど、便利で簡単なサケフレークを使うことが多いかな♪


サンドウィッチの場合も同じですね。挟む具材を下ごしらえしておいて、朝は挟んで切るだけにしておくとGoodです♪

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野菜・果物編

野菜・果物の下ごしらえをするとしないとでは、お弁当作りの時短が大きく違ってきたりします。

前日の下準備をしなくてお弁当作りをすることもあるんですが、けっこう大変^^; 「あ~、やっぱり下ごしらえしとくべきだった~」って後悔しまくりです。

野菜・果物の下ごしらえって侮れません…。

  • 野菜→生で使う場合は洗っておく
  • 野菜→調理する場合は切っておく
  • 果物→洗う必要があるものは洗っておく
  • 果物→カットが必要な場合はカットしておく

私は、必ずといっていいほど生の野菜を仕切りとして使うんですね。だから前日に限らず常にスタンバイOKな状態で、すぐに使えるよう洗って準備しているんです。(←コレかなりの時短になると思います)

大葉は買ってくるとすぐに洗って容器に入れて保存♪ このフリルレタスは洗わないタイプ♪


お弁当作りで必要となってくる仕切りの使い方を別記事で詳しくお伝えしています。アイデア情報満載なのでぜひ合わせてご覧になってくださいね。
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プチトマトも出番の多い生野菜。私のお弁当では100%に近い登場率かな♪ だからきれいに洗ってすぐ使えるようにしていますよ。お弁当だけではなく、お家ご飯のサラダにもすぐに使えて便利ですね。

そして、調理に使う野菜は切っておくことをオススメします♪ これをやっておくと、朝は包丁いらずでお弁当が作れたりしちゃうんです。

例えばお肉と野菜の炒めものを作る場合、必要な分の野菜を切って、ラップで包んで冷蔵庫に入れておくんです。そうすれば、朝は炒めるだけです♪

寝ぼけて包丁で指を切る、なんてこともありませんしね。(←アレ?そんなことはしないかな^^;)

ラップではなくビニール袋ですが、分けて入れておくと調理しやすいですよ♪


あ、それと、私は頻繁に使うブロッコリーなんかは、茹でておいてすぐに使える状態にしています。たまに朝茹でることもあるんだけど、簡単なようで地味に大変です^^; 洗って切って、お湯を沸かして冷ます。冷めるまでにも時間がかかるんですよね。

だから、ブロッコリーやスナップエンドウ、ほうれん草などは茹でておくことをオススメします。

スナップエンドウは水分をよく拭き取って保存してくださいね


ほうれん草は水気を絞って小分けにしておくと使い勝手が良いです


煮物を入れる場合も、私は前もって調理しています。朝から煮物は言うまでもなく大変ですよね^^;

かぼちゃやひじきの煮物があると安心するんですよね♪


果物を入れる場合も、やっぱり下ごしらえをしておくと時短になりますね。ぶどうやイチゴを入れる場合は洗っておいたり、リンゴやナシ、柿などはカットしておくと楽です♪ でもね、変色する場合もあるので保存にはくれぐれも注意してくださいね。

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卵・肉・魚編

主菜となる肉や魚の下ごしらえは絶対に外せません!(←コレしないともうオロオロしちゃいます^^;)

私は必ず、前日にはお弁当のメニューを決めて、それをイメージしておくんですね。まず最初に考えるのが主菜なんです。

だから、肉・魚の下ごしらえをしなかった日には…、アウトかも^^;

  • 卵→茹で卵を作っておく
  • 肉・魚→使う分を切っておく
  • 肉・魚→必要であれば下味をつけておく
  • 肉・魚→揚げ物にする場合は揚げるだけの状態にまでしておく

卵の下ごしらえって、私の場合は卵を茹でておくことです。さらには、殻を剥いて調味液につけておくと味付け茹で卵、味玉ができあがりますね♪(←下ごしらえを超えて完成していますが^^;)

卵焼きの場合は、朝焼くようにしているんですよね。前日に焼いておいても、冷蔵庫に入れとけば問題ないと思うんです。でもね、卵焼きは焼きたてが美味しいから、これだけは下ごしらえしないんです。卵焼きって慣れちゃえば簡単だしね。

お肉、魚の下ごしらえはマスト!これをしなきゃお弁当作りが始まんないってくらい。前日には主菜となるおかずを考えて、それに合わせて下ごしらえをします。

お肉を焼く場合、食べやすい大きさに切っておくんです。場合によっては下味もつけておきます。これで朝は火を通すだけ、楽ちんですね♪

焼き魚の場合は、塩麹や味噌などの調味料に一晩漬け込んでおくというのが、私のやり方。朝起きたら迷わず焼くだけ、立派な主菜になりますよ♪

さわらの味噌漬け焼き、味付け茹で卵、かぼちゃコロッケ、焼くだけ、切るだけ、揚げるだけ♪


トンカツや唐揚げなどは、下味、衣までつけて、朝は揚げるだけ~の状態にしときます。魚を揚げ物にする場合も同じですね。

めかじきを切って下味をつけ、一晩冷蔵庫へ


朝は片栗粉をまぶして揚げるだけ


内緒ですが、卵焼きを作った後のフライパンで揚げてます^^;


少量なのでバットなんて使いません♪ お皿にクッキングペーパー、それでOK!


朝は卵を焼いてめかじきを揚げただけ♪ さあ、お弁当箱に詰めますよ~


“めかじきの竜田揚げ弁当”の出来上がり!5切れも入っちゃった♪


肉巻きの場合

我が家で人気のおかず野菜の肉巻きの場合は、下ごしらえをするというか、完成まで仕上げちゃいます。朝は軽く火を通して切るだけなので、手間ひまかかる肉巻きも超楽ちん♪

野菜の肉巻きって、焼くだけでもけっこう時間がかかるんですよね。だから私は前日に気合いを入れて作りますよ~

たくさん作ってもあっという間になくなっちゃいます♪


それでは次に、下ごしらえで冷凍をしておくと便利なものについてお伝えしますね。もう少しだけお付き合いくださいね。

お弁当の下ごしらえで冷凍しておくと便利なもの

お弁当を作るときの下ごしらえって、私にとっては絶対に必要なこと。またそれを冷凍するということも、毎日のお弁当作りにはなくてはならないことなんです。

何といっても、冷凍と作り置きに助けられていますからね^^;

ここでも以下の項目に分けて、簡単にですがポイントをお伝えしますね。

  • 野菜の冷凍
  • 肉・魚の冷凍
  • 調理済みの冷凍

では、長くなりましたので急ぎ足で一緒に見ていきましょう~♪

野菜の冷凍

前日の下ごしらえで、”野菜を切ってラップに包んで冷蔵庫で保存”とお伝えしましたね。それを冷蔵ではなく冷凍にすれば、必要なときにいつでも使うことができます。

野菜を生のまま冷凍できるの~?

はい、もちろんできるんですよ♪ これがあると本当に便利です。お弁当だけでなく、普段のご飯を作るときだって大活躍してくれるんです。

冷凍しておくと便利だな、と思う私のオススメは、きのこ類です♪ え、野菜ではない? まあ、細かいことはおいといて、とっても便利なので超オススメです。

詳しい冷凍方法などについては別記事で詳しくお伝えしています。ぜひ合わせてご覧になってくださいね♪←いや~、ホントおすすめですから。(しつこくてスミマセン^^;)
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その他にも便利な冷凍野菜はたくさんあるんですよね。パプリカなんかは色もきれいで栄養満点、いろんなものと合わせやすいのでコレも超オススメです♪

パプリカの冷凍方法についても別記事で詳しくお伝えしていますので、こちらも合わせてご覧になってくださいね。
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では次に行ってみましょう~

肉・魚の冷凍

「お肉や魚は冷凍してるわ」って方は多いんではないでしょうか。でもね、ヘタするとず~っと冷凍庫で眠ってるってことありませんか? 私は多々あります^^;

やっぱりね、ただ冷凍をするだけではなく、目的意識を持って冷凍しなきゃなんないと思うんです。そう、お弁当に使うとかね。

だから、メニューを決めてお弁当用に下ごしらえをして、それを冷凍するのがいい方法だと思いますよ。私はそうしてるかな。”焼き肉用”とか”唐揚げ用”、”照り焼き用”などとメニューを記載しておけばバッチリですね。

自家製冷凍食品をストックしておくととっても便利♪


調理済みの冷凍

下ごしらえの状態で冷凍するのではなく、調理済みのものを冷凍しておくことは、さらに便利で簡単です。

お弁当のため、あるいは夕飯のためにたくさん作ったハンバーグ。残ったものを冷凍しておけば、必要なときにすぐに使えるので便利ですよ~

ただし、冷凍期間は1か月を目安にしてくださいね。私はもっと長く冷凍してたりしますが、味が落ちていきます^^; なのでマネはしないでくださいね。

最後に、私のオススメの調理済み冷凍アイテムをご紹介して終わりにしたいと思います。

それは、お弁当にピッタリな”お花人参”←一般的には”ねじり梅”って言うのかな。私のお弁当にはヘビロテ、なくてはならない存在なんです。

お弁当を華やかに彩ってくれる優秀アイテムなんですよ♪

まずは型抜きをして飾り切りをします♪


紫芋もセットで作っておけば最強コンビ(笑)


お好みの味付けで煮ます♪


くっつかないように冷凍しますよ♪


凍ったらタッパーなどに移し替えましょう♪


ハート型もかわいい♡


とこんな感じでたくさんストックしています。

最強コンビ、お花人参&お花紫芋を使ったお弁当


おわりに

いかがでしたか?
お弁当の下ごしらえについてお伝えしました。もう一度簡単にまとめてみましょう。

◆パン・ご飯編

  • ご飯→タイマー予約で炊けるようにセットしておく
  • おにぎり→具材の下準備をしておく
  • サンドウィッチ→具材の下準備をしておく

◆野菜・果物編

  • 野菜→生で使う場合は洗っておく
  • 野菜→調理する場合は切っておく
  • 果物→洗う必要があるものは洗っておく
  • 果物→カットが必要な場合はカットしておく

◆卵・肉・魚編

  • 卵→茹で卵を作っておく
  • 肉・魚→使う分を切っておく
  • 肉・魚→必要であれば下味をつけておく
  • 肉・魚→揚げ物にする場合は揚げるだけの状態にまでしておく

私が実際にやっていて、便利だなと思う方法をアレコレとお伝えしました。もしかしたらすでにやっていることもあったかもしれませんが、少しでもお役に立ててお弁当作りがもっと楽しくなればいいな、と思っています。

こうやって下ごしらえをしたり冷凍をする技を覚えると、お弁当だけではなく普段の食事も豊かになってくるんですよね。

さあ、また明日も美味しいお弁当を作りましょ♪

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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