こんにちは、料理講師をしているRikoです。
年中出回っているほうれん草は、おひたしや煮物、お味噌汁や鍋の具材など何にでも使えてとっても便利。でも、いつの間にかダメにしちゃった~、なんてことはありませんか?
お恥ずかしながら私はあります…^^;
なので、すぐに使わないほうれん草は、冷凍保存をすることにしているんです。そうすれば、いつだってすぐに使えるしお弁当にも重宝するんですよ♪ それに驚くほど長持ちしちゃいます♪
栄養価の高いほうれん草をダメにしちゃうなんて、勿体ないですもんね!
というわけで今回は、
- ほうれん草の冷凍保存方法
- 冷凍したほうれん草の活用法
について詳しくお伝えしますね。
冷凍の仕方にもちょっとしたコツがあるんです。コツを掴んで上手に冷凍できれば、ほうれん草を腐らせちゃった~、ってことはもうありませんよ(^^)
どうぞ最後までご覧になってくださいね。
目次
ほうれん草の冷凍保存方法は?
ほうれん草を冷凍する場合、以下の2つの方法があります。
- 生のほうれん草を冷凍
- 茹でたほうれん草を冷凍
それぞれのやり方を詳しく説明しますので、ぜひ参考になさってくださいね。
まずは、生のほうれん草の冷凍の仕方から見ていきましょう~♪
生のほうれん草の冷凍保存方法
ほうれん草に限らず、新鮮なものを新鮮なうちに冷凍するのが“冷凍上手のコツ”とも言えます。それを踏まえて、さっそく冷凍してみましょうね。
◆冷凍保存方法
- ほうれん草をきれいに洗って水気を切ります
- 根元の硬い部分は少しだけ切り落とします
- 3~4㎝長さの食べやすい大きさに切ります
- ざるに移してもう一度水分をよく拭き取ります
- 冷凍用保存袋に入れなるべく空気を抜いて閉じます
- 金属製のバットにのせて冷凍庫へ入れます
◆冷凍保存期間
- 目安は1か月間←冷凍した日付を記入しておきましょうね!
◆解凍方法
- 凍ったまま調理します
では、もう一度画像付きで説明しますね。
ほうれん草をきれいに洗って水気を切ります
根元の硬い部分は少しだけ切り落とします
3~4㎝長さの食べやすい大きさに切ります
ざるに移してもう一度水分をよく拭き取ります
冷凍用保存袋に入れなるべく空気を抜いて閉じます
上手く冷凍できましたか? ほうれん草は茎の部分に土が溜まりやすいので、丁寧にきれいに洗いましょうね。そして、その茎は栄養がたっぷり、甘くて美味しいので、捨てる部分は少しにしてなるべく残しましょう。
また水気はしっかりと拭き取ってから冷凍しましょう。水分が残っている状態だと霜がつきやすく、ほうれん草が傷みやすくなるんです。
金属製のバットを使うと急速冷凍できるので、美味しさも長持ちします。栄養の損失も抑えられるので、素早く冷凍する! ということは重要ポイントです。
では次に、茹でたほうれん草の冷凍の仕方をお伝えしますので一緒に見ていきましょう~♪
茹でたほうれん草の冷凍保存方法
ほうれん草をたくさん茹でて使い切れなかったときは、冷凍しておくといざというときにサッと使えたりするので、とっても便利なんですよ。ではさっそく見ていきましょう。
◆冷凍保存方法
- ほうれん草をきれいに洗います
- 硬めに茹でて冷水にとり、水分をしぼります
- 3~4㎝長さの食べやすい大きさに切ります
- できるだけ水分をしぼり、小分けにしてラップで包みます
- 冷凍用保存袋に入れて、金属製のバットにのせて冷凍庫へ入れます
◆冷凍保存期間
- 目安は1か月間←冷凍した日付を記入しておきましょうね!
◆解凍方法
- 冷蔵庫で自然解凍、または凍ったまま調理します
では、もう一度画像付きで説明しますね。
ほうれん草をきれいに洗います
硬めに茹でて冷水にとり、水分をしぼります
3~4㎝長さの食べやすい大きさに切ります
できるだけ水分をしぼり、小分けにしてラップで包みます
冷凍用保存袋に入れて、金属製のバットにのせて冷凍庫へ入れます
上手く冷凍できましたか? 先にもお伝えしましたが、ほうれん草は茎の部分に土が溜まりやすいので、丁寧にきれいに洗いましょうね。茹でる方法は、お鍋でも電子レンジでも大丈夫ですよ♪
茹でるときは、茎はつけたままの方がバラバラにならずまとまりやすいです。ギュッと水分をしぼった後に茎は少しだけ切りましょう。あ、お好きな方は切り落とさずに召し上がってもOKです!(私は茎の部分が好きです♪)
では次に、冷凍しない場合のほうれん草と比べてみたので、一緒に見ていきましょう~♪
冷凍しない場合のほうれん草と比べてみると
上記でも説明した通り、冷凍した場合のほうれん草の保存期間は約1か月間です。
冷凍しない場合の生のほうれん草の保存期間は、冷蔵で約1週間~10日です。
あくまでも目安で、ほうれん草の状態や保存の仕方によっても変わってきます。傷んでいる葉っぱなどが混ざっていると、全体的に傷みが早くなったりしますしね。
そして、冷凍しない場合の茹でたほうれん草の保存期間は、冷蔵で2~3日です。茹でた場合はあまり日持ちしないので、早めに食べましょうね。
味や食感を比べてみると、冷凍した生のほうれん草は風味が劣ります。解凍をすると、くたっとしてしまい、茹でたときのような状態になるんです。良く言えば、火通りはいいんです。
でも、冷凍の茹でたほうれん草だと、味や食感はそれほど変わらず美味しく食べられます♪ 冷蔵庫で2~3日も置くようであれば、冷凍をした方が美味しくさえ感じるんです。
なので冷凍をしておくと、ほうれん草のおひたしがいつでも美味しく食べられるのが嬉しいですね♪ それにお弁当にも重宝しますよ♪
何といっても最大のメリットは、腐らせる心配がない! ということです。
すぐに食べる分は冷凍せず、食べられない分は迷わず冷凍をする、という方法が上手く使いこなせるコツだとも言えそうですね。
では次に、美味しく上手に冷凍するために、ほうれん草の選び方についても見ていきましょう。
ほうれん草の上手な選び方
ほうれん草は、葉先がピンと張っていて緑が鮮やかで濃いもの。根元はふっくらとしていて、鮮やかなピンク色のものを選びましょう。年中出回っていますが、旬の冬の時期のものは緑も濃く、甘味や栄養価も高くとっても美味しいです♪
購入した包装のまま、または濡らした新聞紙やペーパーなどで包んでポリ袋に入れ、野菜室で立てて保存しましょう。根を下にして、本来の状態のような形で立てて保存することで持ちが良くなります。
保存期間は約1週間~10日間です。
私は、深めのタッパに入れてそのまま野菜室に入れています。ペットボトルなどを利用する方法もあります。
では最後に、冷凍をしたほうれん草の使い方をご紹介しますので、もう少しだけお付き合いくださいね。
冷凍ほうれん草の活用法
せっかく上手に冷凍をしたほうれん草。どんどん使わなければ勿体ないですよね。なので、私がやっている簡単な使い方を少しだけご紹介しますね。
◆生の冷凍ほうれん草
- お味噌汁に入れる
- スープに入れる
- ベーコンと炒める
- 厚揚げや薄揚げと煮びたしにする
- すき焼きに入れる
- スムージーにする
生の冷凍ほうれん草は、必ず凍ったまま調理してくださいね。そしてすぐに火が通るので、いずれの調理も短時間でサッと仕上げてくださいね。
お味噌汁に入れるのが我が家の定番。味噌を溶く直前に凍ったまま入れます。
◆茹でた冷凍ほうれん草
- ほうれん草のおひたし
- ほうれん草のゴマ和え
- ほうれん草の白和え
- 茶碗蒸しやうどんの具材として
- お弁当に便利!
茹でた冷凍ほうれん草は自然解凍をしてから、もう一度水分をしぼって使いましょう。お弁当に使う場合は、前日に冷蔵庫へ移しておくといいですよ。
ほうれん草が入ると、彩にも栄養にも一役買ってくれます♪
ご紹介したのはほんの一例です。アイデア次第で何にでも合わせられちゃうので、どんどん使ってくださいね。
おわりに
いかがでしたか?
ほうれん草の冷凍保存方法をお伝えしました。最後にもう一度まとめてみましょう。
◆生のほうれん草の冷凍保存方法
- ほうれん草をきれいに洗って水気を切ります
- 根元の硬い部分は少しだけ切り落とします
- 3~4㎝長さの食べやすい大きさに切ります
- ざるに移してもう一度水分をよく拭き取ります
- 冷凍用保存袋に入れなるべく空気を抜いて閉じます
- 金属製のバットにのせて冷凍庫へ入れます
◆冷凍保存期間
- 目安は1か月間←冷凍した日付を記入しておきましょうね!
◆解凍方法
- 凍ったまま調理します
◆茹でたほうれん草の冷凍保存方法
- ほうれん草をきれいに洗います
- 硬めに茹でて冷水にとり、水分をしぼります
- 3~4㎝長さの食べやすい大きさに切ります
- できるだけ水分をしぼり、小分けにしてラップで包みます
- 冷凍用保存袋に入れて、金属製のバットにのせて冷凍庫へ入れます
◆冷凍保存期間
- 目安は1か月間←冷凍した日付を記入しておきましょうね!
◆解凍方法
- 冷蔵庫で自然解凍、または凍ったまま調理します
生の場合と茹でた場合の冷凍は、どっちもあると便利なんですよね。私の場合は、どっちかというと生のほうれん草を冷凍するほうが多いかな。
だってね、お分かりいただけたと思うけど、すごく簡単なんです♪ もうこれがあると何にでもポイポイ入れちゃいます(笑) ホント、重宝します。まあ、その中でもお味噌汁はオススメですよ~♪
やっぱり緑黄色野菜の代表格、ほうれん草がいつでもスタンバイしているというのは、何かと心強いですね(^_-)-☆ ぜひぜひ、上手く冷凍を活用してみてください。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。