「しいたけは洗わずに、汚れは拭き取ってくださいね。」←私が料理を教えるときのお決まりのセリフです。
しいたけって、水に弱く、冷蔵庫の中ですぐにダメになっちゃうんですよね。あなたもダメにしちゃった経験はありませんか?大きな声では言えませんが、私はあります(^^;
最近は、しいたけを冷凍するようになりました。「もっと早くからこうすれば良かった~!」だって、新鮮で長持ちするんですよ。しかも、パッとお料理ができて簡単♪
ということで今回は、私がやっている「しいたけの冷凍保存方法」を「生」と「調理済み」で詳しくお伝えしますね。後半は、それを使った「簡単スピードメニュー」も2つご紹介します。
しいたけの冷凍保存の方法は、いくつかコツがあります。それさえ押さえておけば、もう「しいたけを腐らせちゃった~」ってことにはなりません。
さらに、毎日のお料理やお弁当作りが美味しくなる上にスピードアップしちゃいますよ♪
どうぞ最後までご覧になってくださいね(#^^#)
目次
しいたけの冷凍保存の方法
しいたけを冷凍する前に、押さえておきたいポイントがあります。美味しく上手に冷凍するためのコツなので、まずはそれを見てみましょう♪
冷凍前の準備
- しいたけは水で洗わないでね。
- 汚れは、固く絞った布巾かキッチンペーパーで軽く拭きましょう。
- 石づきは1㎝だけ切り落とします。
- 石づきを切った後の軸の部分は捨てないでね。
では、冷凍前の準備ができたら、さっそく冷凍してみましょう。
美味しく冷凍保存するには?
しいたけを含むきのこ類は、「冷凍に向いている食材」ということはご存じでしたか? そして、生のまま冷凍すると旨味がUPするらしいの♪
冷凍前の準備の一番のポイント「水で洗わない」という点に注意して冷凍しましょうね。
冷凍保存方法
- 石づきは1㎝ほど切り落とし、軸と傘に分けます。
- 軸は捨てずに、使いやすい大きさにスライスします。
- 傘は切らずに丸ごとのままか、好みでスライスします。
- 冷凍用保存袋に入れ、できるだけ空気を抜いてしっかりと閉じます。
冷凍保存期間
- 目安は1か月間←冷凍した日付を記入しておきましょうね!
解凍方法
- 凍ったまま調理します。
石づきは1㎝ほど切り落とし、軸と傘に分けます。
軸は捨てずに、使いやすい大きさにスライスします。
傘は切らずに丸ごとのままか、好みでスライスします。
冷凍用保存袋に入れ、できるだけ空気を抜いてしっかりと閉じます。
軸の部分を冷凍して、たくさんたまれば、昆布と一緒に煮て佃煮にすると美味しいんですよ。他にも色々なものに使えるので、捨てずに、美味しく召し上がってくださいね♪
しいたけを、生のままで冷凍する方法をお伝えしました。ところで、しいたけに火を通したものは冷凍できるのでしょうか? 次に見てみましょう。
調理後のしいたけも冷凍できる?
火を通した調理後のしいたけだって、もちろん冷凍できます。これがあると、超便利なんですよ! あともう一品欲しいな、というときや、時間のないときのお弁当のおかずに、とっても重宝します。
ご紹介する「調理後のレシピ」は、私が考えたものです(#^^#) お弁当のメインのおかずとしても使いやすいように、牛肉もプラスしています♪ とっても美味しいので、冷凍する前に食べたくなっちゃいます(^^;
私好みの調理後のしいたけの冷凍の仕方はこちらです↓
冷凍保存方法
- 熱したフライパンに油を入れ、こま切れの牛肉を入れ炒める。
- 牛肉に軽く火が通ったら、スライスしたしいたけを加え、炒める。
- しいたけがしんなりしたら、酒、みりん、砂糖、しょう油を加え味をつける。
- 汁気がなくなれば火を止め、バットに広げて冷ます。
- 冷めたら、冷凍用保存袋に入れ、空気を抜いてしっかりと閉じます。
冷凍保存期間
- 目安は1か月間←冷凍した日付を記入しておきましょうね!
解凍方法
- 電子レンジで解凍加熱する。
- フライパン・鍋で解凍加熱する。
熱したフライパンに油を入れ、こま切れの牛肉を入れ炒める。
牛肉に軽く火が通ったら、スライスしたしいたけを加え、炒める。
しいたけがしんなりしたら、酒、みりん、砂糖、しょう油を加え味をつける。
汁気がなくなれば火を止め、バットに広げて冷ます。
冷めたら、冷凍用保存袋に入れ、空気を抜いてしっかりと閉じます。
冷凍するとこんな感じです↓小分けに冷凍しておくと、お弁当のおかずにも使いやすいですね。
と、生のまま冷凍する方法と、調理して冷凍する方法をお伝えしました♪ どっちもあると便利ですよ(#^^#)
では次に、冷凍しいたけと、冷凍しない場合のしいたけとを比べてみましょう。
冷凍しない場合のしいたけと比べてみると
繰り返しになりますが、しいたけを冷凍した場合の保存期間は、約1か月間です。
しかし、冷蔵保存だとそうはいきません。しいたけの状態や、保存の仕方でも変わってきますが、冷蔵庫での保存期間は約1週間です。
味や食感を比べてみると、生のまま冷凍したしいたけは、炒めたり煮たりしても、味や食感はそれほど変わりません。ただ、新鮮で肉厚なしいたけの丸焼きなどは、冷凍だと、どうしても風味が落ちますね。
立派なしいたけが手に入ったときは、すぐに料理して食べるのが良さそうです。そして、残った分を冷凍してみてはどうでしょうか?
次に、より美味しく長持ちさせるために、「しいたけの上手な選び方」をお伝えしますね。
しいたけの上手な選び方
しいたけは、肉厚で傘があまり開いてないもの、軸は太く短いものを選びましょう。傘の裏側は白くてふっくらしているもの、薄く幕を張ったようなものが新鮮です。黒っぽく変色したり、しぼんで小さくなっているもの、乾燥してしわになってるものは避けましょうね。
おまけ情報
石づきをつけたまま、軸を上にして2~3個ずつキッチンペーパーなどで包みます。保存袋に入れて、軸を上にして保存しましょう。野菜室で1週間が目安です。
では、冷凍したしいたけを使って、スピード料理♪ 簡単なレシピのご紹介です。
冷凍しいたけでスピード料理
冷凍庫にストック食材があると、本当に便利!朝のお弁当作りや、夕飯の準備が簡単にサッとできちゃうんです(#^^#) 特にしいたけは、冷凍しても食感は変わらず、美味しいのです。
まずは、「冷凍しいたけのスライス」を使ったレシピのご紹介です♪
サッとできて、とってもヘルシーで美味しいんです!ステーキや魚のムニエルの付け合わせにもぴったり。あともう一品、というときにも便利ですよ。仕上げにバターを加えても風味豊かになり、美味しいです。
材料
- 冷凍しいたけ・・・適量
- 冷凍しめじ・・・適量
- 冷凍えのき・・・適量
- ニンニク・・・ひとかけ
- しょう油・・・小さじ2
- 胡椒・・・少々
- オリーブオイル・・・大さじ1
作り方
- フライパンに、オリーブオイルとにんにくのみじん切りを入れ、弱火で炒める。
- 香りがたったら、凍ったままのきのこを、好きなだけ入れ、強火で炒める。
- きのこがしんなりしたら、胡椒を加え、しょう油を鍋肌から回し入れ、火を止める。
1.フライパンに、オリーブオイルとにんにくのみじん切りを入れ、弱火で炒める。
2.香りがたったら、凍ったままのきのこを、好きなだけ入れ、強火で炒める。
3.きのこがしんなりしたら、胡椒を加え、しょう油を鍋肌から回し入れ、火を止める。
もう一品は、「丸ごと冷凍しいたけ」を使ったレシピのご紹介です♪
グリルかオーブントースターで焼くだけで簡単に出来てしまうんです(#^^#) 味噌とチーズの相性は抜群!なければ、どちらかだけでも美味しく出来ます。お好みでアレンジしてみてね。
材料
- 丸ごと冷凍しいたけ
- ピザ用チーズ(スライスチーズでもOK)
- 味噌
- お好みでネギ、パセリなど
作り方
- しいたけに味噌を塗り、チーズをのせる。
- お好みでネギやパセリものせ、グリルか、オーブントースターで10分程焼く。
しいたけに味噌を塗り、チーズをのせる。
お好みでネギやパセリものせ、グリルか、オーブントースターで10分程焼く。
お酒のおつまみや、お弁当のおかずにもいいですね。
とってもヘルシーで美味しい!簡単に出来るところが嬉しいですね。ぜひ作ってみてね(^_-)-☆
おわりに
いかがでしたか?
「しいたけの冷凍保存の方法」と、それを使った簡単なレシピのご紹介をしました。最後にもう一度まとめてみますね。
冷凍保存方法
- 石づきは1㎝ほど切り落とし、軸と傘に分けます。
- 軸は捨てずに、使いやすい大きさにスライスします。
- 傘は切らずに丸ごとのままか、好みでスライスします。
- 冷凍用保存袋に入れ、できるだけ空気を抜いてしっかりと閉じます。
冷凍保存期間
- 目安は1か月間←冷凍した日付を記入しておきましょうね!
解凍方法
- 凍ったまま調理します。
「しいたけを買ってきてすぐに使わない場合は、迷わず冷凍する!」←私はこう決めました(#^^#) だって、腐らせる心配もないし、使いたい時にいつでもサッとお料理ができるんです♪
ヘルシーで美味しいしいたけ、毎日のお料理に取り入れたいですね。最後までお付き合いいただきありがとうございました(#^^#)