こんにちは、料理講師をしているRikoです。
私は主婦歴20年以上で、3人の子供がいます。これまでに沢山おにぎりを握ってきました♪ おにぎりを美味しく作るのって、簡単なようで意外にできないもんなんですよね。
食べてると崩れてきちゃったり、冷めると硬くなっちゃったり、 味気なかったり… 試行錯誤の中、何度も何度も作ってきて、ようやく美味しいおにぎりの作り方が身についてきました。
この記事を読んでいるあなたも、「おにぎりを美味しく作るにはどうすればいいんだろう?」と、疑問に思っているのではないでしょうか。
簡単なようで奥が深い、美味しいおにぎりの作り方。ちょっとしたコツを覚えれば、おにぎりを美味しく作れるようになりますよ♪
というわけで今回は、
- おにぎりを美味しく作る3つのコツ
- さらにおにぎりの美味しさをUPさせるポイント
を詳しく丁寧にお伝えしますね♪
お母さんが作ってくれた、あの美味しいおにぎりが作れますように!
どうぞ最後までご覧になってくださいね(#^^#)
目次
おにぎりを美味しく作る3つのコツ
おにぎりを美味しく作るには、ちょっとしたコツがあります。慣れないうちはちょっと大変かもしれませんが、コツさえ掴めば簡単にできちゃいます。
「慣れる」ということもポイントなので、何度も作ってみて、お母さんのあの美味しいおにぎりを目指しましょう♪
では早速、美味しいおにぎりを作るためのコツをみていくことにしましょう~♪
おにぎりを美味しく作るコツ3つ
- ご飯は炊きたてを!
- 塩加減は指3本
- 握り方はふんわりと優しく
たったこれだけ?と思われるかもしれませんが、とても大切なことばかりなんですよ。なので、ひとつひとつ詳しく説明をしますので、一緒に見ていきましょう。
1.ご飯は炊きたてを!
まず1つ目のコツは、おにぎりは炊きたてのご飯で握る! ということです。
また、ご飯の硬さなんですが、おにぎりを作るときは硬めのご飯がいいということを聞きませんか? でも私は、いつも通りの水加減でお米を炊きます。
硬めのご飯で握ったこともありますが、冷めたときに余計に硬く感じてしまい、あまり美味しく感じられなかったんですよね。握りたてのおにぎりをすぐに食べるのなら、美味しいんでしょうけど…
お弁当におにぎりを作ることが多いので、冷めても美味しく食べてもらいたいからやっぱり私は、ご飯はいつも通りの水加減で炊きます。
ではそれぞれ手順で確認してみましょう~♪
➀ご飯が炊けると同時にふたを開けます。蒸気でやけどをしないように気を付けてね。
➁しゃもじで4つに切れ目を入れます。
➂ひとかたまりずつ底からすくい上げて、ふわっとひっくり返します。
➃4回繰り返して全体をふんわり混ぜます。
この時に気を付けたいのが混ぜ方。ご飯に空気をたっぷり含ませるように、底のご飯をふんわりとひっくり返すような感じで、全体を軽く混ぜます。むらなく水分を均一にさせるためです。
上手く混ざると、お米の1粒1粒がふっくらとしてツヤが出て、ピカッと光ってきます。 「もう今すぐ食べたい~」と、私はいつも、炊きたてのご飯をひと口パクっと食べちゃいます^^;(ご飯を作る主婦の特権ですね~)
➄炊きたてはやけどをするくらい熱いので、手をよく冷やすか、触れるくらいまで冷ますといいですね。おひつやボールなどに移すと粗熱が取れて握りやすくなりますよ。
➅そのまま食べちゃいたい気分ですが、熱々のうちにそのピカッと光ったご飯を握りましょうね。
美味しいご飯を炊くためには、研ぎ方にポイントがあるんです。とても簡単なことなので、ついでにお米の研ぎ方もマスターしちゃいましょう~♪ 別記事で詳しくお伝えしていますので、合わせてご覧になってくださいね。
↓ ↓ ↓
炊きたてのご飯が準備できたら、次は塩加減について見ていくことにしましょう♪
2.塩加減は指3本
おにぎりを握るときの塩の分量や付け方って、ちょっと悩んじゃいませんか?「具材に味が付いているから、塩はなくてもいいわ。」と塩抜きで握ったおにぎりは、何だか美味しくありません(。´・ω・)?
塩味が足りないおにぎりも、味気なくパッとしない感じ…では、どのくらい塩を付ければいいのでしょうか?作り慣れない頃は、私もずい分と悩んできました。
そして、あるテレビ番組で、おにぎり専門店の方がおっしゃっているのを見て、塩加減の悩みが解決したのです。もうだいぶ前の事ですが…
それ以来、おにぎりの塩加減は指3本を目安にしているんです♪ 大きさによりそれもまた加減はしています。
濡らした手の指3本で、塩をギュッと押さえてくっつけます♪
指の腹に付いた塩を、手のひら全体に擦り込んでおにぎりを握りましょう。
それともう一つ大事なことは、塩には殺菌効果があるので、おにぎりを握るときは忘れず付けたいですね。では次に3つ目のコツをお伝えしますので一緒に見ていきましょう。
3.握り方はふんわりと優しく
きれいな三角おにぎりを作ろうと、一生懸命ギュッギュッと握ってはいませんか?そんなに力を入れたら、炊きたての美味しいお米が潰れてしまいます。
温かいうちにすぐに食べるのならそれでもいいけど、冷めてから食べようもんなら、硬くて美味しくありません。では、冷めても美味しいおにぎりはどうやって握ればいいんでしょう。
なかなか言葉だけでは伝わりにくいかと思うので、画像を見ながら握り方のイメージをしてみましょう。
ご飯をふんわりとのせます。
真ん中を少しくぼませて具材をのせます。
優しく包み込みます。
三角の形を作るようにします。
中まで押さえつけて潰さないように、外側だけをギュッと握ります。
ふわっと転がすように空気を入れるようなイメージで。
握る面を変えていきましょう。
また軽くギュッと形を整えていきます。
そして手の中で転がすように。
握る面を変えて形を整えていきましょう。
おにぎりは、優しくふんわりと握るということがポイントになります。塩を擦り込んだ手のひらにご飯をのせ、優しく包み込むようにして、空気を含ませながら、両手の中で転がすようにして形を整えていきます。
外側は崩れない程度にギュッと握り、中はふんわりとなるような力加減で優しく握ってくださいね。握る回数は5~10回くらいにしておきましょう。
「そんなんで崩れないの?」と不安になっちゃいますが、炊きたてのご飯は水分をたっぷり含んでいるため、軽くふんわり握っただけでもまとまるのです。
だからこそ、炊きたてご飯で作りましょうね。
それでは、3つのコツを踏まえて、美味しいおにぎりの作り方の流れを動画で確認してみましょう~♪
2分ほどの短い動画ですが、3つのコツがとても分かりやすいので、ぜひチェックしてみてくださいね。
これで美味しいおにぎりが作れること間違いなし!家族のために、自分のために愛情を込めて握りましょうね。
愛情と言えば、そう、これも美味しいおにぎりを作るためには絶対に欠かせないものだと思っています。では最後に、さらに美味しいおにぎりを作るためのポイントや注意点をお伝えしますね。
もう少しだけお付き合いください。
さらにおにぎりの美味しさをUPさせるポイント
さらに美味しいおにぎりを作るために心がけたいポイントは、
- 手はしっかり丁寧に洗おう
- 塩は多めに準備しよう
- 具材の準備をしておこう
- 愛情を込めて握ろう
という4つです。
その中でも私が一番気を付けていることは、「手をきれいに洗う」ということです。
当たり前のようなことかもしれませんが、意識的にいつもより丁寧に洗うんです。そうすると、「よし、これから美味しいおにぎりを握るんだ!」と気合が入るんですよね。
爪も短く切って、指輪は必ず外します。素手で握るのだから、できる限り衛生的な状態にします。
そして効率よく作るために、おにぎりの具材や塩、のり、おにぎりを置くための器など、必要なものを準備してから握り始めます。途中で余計なものに触らなくてもいいように。パパッと握れるように。
塩は途中で足さなくてもいいように、多めに準備します。具材も1個分ずつわけておきます。慣れるととても簡単で、効率よくできるからおすすめですよ。
大きい海苔を使っています。
すっぽり包み込むから、崩れにくくて食べやすいですよ。
おにぎりをさらに美味しくさせるポイントは、上記でもチラッと触れましたが、愛情を込めるということ。食べてもらう人を想いながら、「美味しい!」と言ってもらえることを想像しながら、私はいつも作っているんです♪
自分のために作る場合だって、「美味しくなりますように!」という思いで作りますよ。こういう気持ちがきっと、おにぎりを美味しくさせるんだと思います♪
おわりに
いかがでしたか?
おにぎりを美味しく作るコツをお伝えしてきました。もう一度振り返ってみましょう~♪
おにぎりを美味しく作るコツ3つ
- ご飯は炊きたてを!
- 塩加減は指3本
- 握り方はふんわりと優しく
さらにおにぎりの美味しさをUPさせるポイント
- 手はしっかり丁寧に洗おう
- 塩は多めに準備しよう
- 具材の準備をしておこう
- 愛情を込めて握ろう
私は母から、おにぎりの作り方を教わった記憶はないし、我が子にも教えたことはないんです。でも不思議なことに、母が作ってくれたようなおにぎりを作っているし、子供が作るおにぎりは、私のとそっくりなのです。
知らないうちに母の味を覚え込んでいたのかなあ…そしてまた子供にも、私の味が伝わっているのかな?と、なんだかうれしい気持ちです。
簡単なようで奥が深いおにぎり。家族や大切な人、そして自分ために、美味しいおにぎりを作ってくださいね。「愛情」というスパイスはお忘れなく(^_-)-☆
最後までお付き合いいただきありがとうございました(#^^#)
「愛情」が、おにぎりを美味しくさせるコツだと、言うのは、初めて、聞きました。改めて思うと、大切なこと、ですよね!
どうもありがとうございます
清水雅子さま
コメントありがとうございます!
「愛情」を込めて握ったおにぎりは、どんな高級おにぎりよりも美味しいと思うんです。
(そう思いたいです…)
おにぎりだけでなく、「愛情」は色んなものを美味しくしてくれてると思います(#^^#)
>どうもありがとうございます
こちらこそありがとうございましたm(__)m
また遊びにいらしてくださいね。
こんにちは。初めまして。今年中に一人暮らしを始める24歳です。一人暮らしの準備も兼ねて、お料理ができるようになりたいと思い、〝料理 練習 何から〞と検索して(笑)、このホームページに辿り着きました!
今まで、おにぎりの型でぎゅーっと圧縮して作っていました。確かに冷めた時にあまり美味しくなかったかもしれないです…
そして、〝愛情を込めて握る〞という考え方にハッとさせられました。私は自分の分しか作りませんが、自分のために愛情を込めて握ることも大事だなぁと思いました。
いつか好きな人にお料理を振る舞えるように、今からたくさん練習しようと思います!
ゆきえさま
コメントありがとうございます!
ゆきえさまの「お料理ができるようになりたい」という思いが、もうすでにお料理上手への道を進んでいると思いますよ(^^)
お料理が上手になるには確かに”慣れ”という部分は大きいのですが、”気持ちや思い”という精神的なことがとても大切だな、と思っています。
自分のためにでも「美味しくなあれ~」と思いながら作るのって大事です。
だって美味しいもの食べたいですもんね(#^^#)
一人暮らしはいろいろ大変だと思いますが、どうぞがんばって楽しんでくださいね♪
一人暮らしに関する記事も書いていますので、また良かったら覗いてみてください。
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