こんにちは、料理講師をしているRikoです(#^^#)

私は主婦歴20年以上で、これまでにお米を研いだ回数は数え切れません。

なので、もちろん今では「美味しいお米の研ぎ方」が身についているのですが、新婚当初は、「これで正しいのかな…」なんて戸惑いながらお米を研いでいました。



この記事を読んでいるあなたも、「美味しいご飯を食べるためには、どういう研ぎ方をすればいいんだろう…」と、疑問に思っているのではないでしょうか。

実はお米の研ぎ方って、単純なようで奥が深いんですよ(#^^#) なのでまず、美味しいご飯を炊くためには、正しいお米の研ぎ方を知らなくてはなりません。

その上で、さらにお米を美味しくするためのポイントもあるんです♪ むずかしいことではないので安心してくださいね(^_-)-☆

というわけで今回は、

  • 美味しいお米の研ぎ方の正しい方法
  • さらにお米の美味しさをUPさせるポイント

を詳しく丁寧にお伝えしますね♪

この方法でお米を研げば、世界一美味しい日本のお米をより美味しく味わえますよ!

どうぞ最後までご覧になってくださいね(#^^#)

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目次

美味しいお米の研ぎ方の正しい方法



ひと昔前は、お米のぬかが取れるまで、水を何度も換えてしっかり研いでいました。近年は精米技術も上がり、昔のお米と比べると米ぬかが少なくなっているんですよ。

だから、以前のようにギュッギュッと何度も研がなくてもいいんです。かえって研ぎ過ぎは、お米の風味や美味しさまで奪ってしまうことになるので注意が必要です。

では早速、正しいお米の研ぎ方の手順から説明しますね。

  1. お米を正しく量ろう
  2. 最初の水は素早く捨てる
  3. お米は優しくかき混ぜる
  4. すすぐ回数は3回が目安

まずはお米を正しく量ることからスタートです。では、ひとつひとつ説明していきますので、一緒に見ていきましょう~♪

お米を正しく量ろう



炊きたいお米の分量を準備しましょう。お米の量を言い表す1合、2合って、実際どのくらいの量なのかしら?料理し始めの頃は、そんなことはあまり考えていませんでした^^;

ただ単に、カップ1杯=1合としか考えていませんでしたね^^; それでもいいのですが、もっと詳しく言うと、

1合⇒180㏄
1合⇒150g

となります。お米1合というのは180㏄で、重さでは150gになります。まずはこれを理解して、炊きたいお米を正確に量りましょうね(^_-)-☆

お米用のカップならすり切り1杯が1合なので、箸などですり切って量りましょう。もっと正確に量りたい場合は、スケールを使うと便利です。



2合以上を量るときは、スケールだと一度に正確に量れるので便利で簡単です♪


お米を正しく量ったら、次に研ぎ方の説明をしますので見ていきましょう~♪

最初の水は素早く捨てる

お米を研ぐ前に、ざるやボールなどの容器を準備します。炊飯釜を使って研ぐのはあまりおすすめしません。なぜなら、毎回それで研いでいると内釜が傷つき、コーティングなどが剥がれる恐れがあるからです。

実は私も経験済みで、それからはざるやボールを使って研ぐようにしています^^; 内釜のコーティングが剥がれてきたらイヤですよね~身体に悪そうだし…

そこでおすすめしたいのが、お米研ぎ用のボールを使うということです。簡単に効率よく研ぐことができて、後片付けだって楽ちんなんです♪

お米研ぎ専用のボールは、ステンレス製の高価なものから、プラスチック製のものまでたくさんの種類が売られていて、どれが良いのか迷っちゃいます。

私が長年愛用しているものをご紹介しますので、よかったら参考にしてくださいね(#^^#) 安くて長持ち、とっても使いやすくてお気に入り♡ これがないとお米が洗えません^^;

↓ ↓ ↓


と、話がそれてしまい申し訳ありませんm(__)m

専用のボールをお持ちでない場合は、ざるとボールを組み合わせて使うといいですね。

ボールにお米を入れたら、たっぷりのお水を入れて2~3回軽く混ぜて素早く水を捨てましょう!



お米が最も吸収しやすいのが最初に入れた水なので、そのままにしておくと、汚れやぬかまで一緒に吸収してしまいます。だから、最初は何もせずすぐに捨てるくらいの気持ちでね(#^^#)

間違ってお米を捨てちゃダメですよ~^^; 慌てず丁寧に素早くね(#^^#)

できれば、浄水などの美味しいお水で洗うとより美味しいお米になります♪

では次に、お米を研ぐ作業に入ります。

お米は優しくかき混ぜる

最初に水を入れたら、2~3回軽く混ぜて水を素早く捨てましたね。今度はそのお米を、指先全体で軽くかき混ぜます。同じ方向に15回~20回くらい優しく丁寧に混ぜましょう♪

ついついゴシゴシ、ギュッギュッ、と洗いたくなっちゃいますが、お米が潰れてしまいますので、力を入れ過ぎないように注意しましょうね。



さあ次は、仕上げのすすぎです♪

すすぐ回数は3回が目安

指先を使って、優しく丁寧にお米を混ぜたら、お水ですすぎます。すすぐ回数は3回くらいにしましょう。お水を入れたら軽く混ぜながらすぐに捨てます。

最初にも言いましたが、最近のお米はぬかが少ないので、3回もすすげば半透明くらいの丁度よい仕上がりになります。研ぐ量が多いときなどはすすぐ回数を増やしてもかまいません。

でも、すすぎ過ぎると、お米の旨みまで流してしまうので注意してくださいね。3回を目安にするといいですよ(#^^#)

1回目のお水は白く濁っています


お水を入れたら軽く混ぜて捨てましょう


3回目のお水もまだ濁っているかな~と思うくらいで丁度よいです♪


専用のボールなら水切りも素早くできて簡単です♪


お釜にポンと移せばもう完了です♪


目盛りのところまでお水を入れましょう~♪


細かく説明してきましたが、お米を研ぐ作業は1分もかかりません。

お米の研ぎ方

全体の流れを動画で確認してみましょう~♪ 私が説明したお米の研ぎ方と殆ど同じなので、参考にしてみてくださいね(#^^#) 2分ほどの短い動画です。無洗米の研ぎ方も入っていますので、ついでにどうぞ~♪
↓ ↓ ↓


美味しいお米の研ぎ方は、もうこれでバッチリですね(^_-)-☆

美味しいご飯が炊けたら作りたくなるのが、「おにぎり」ではないでしょうか。もし、「上手くおにぎりが作れないわ…」とお困りであればこちらの記事を参考にしてみてくださいね。
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では最後に、さらにお米を美味しくさせるポイントをお伝えしますので、もう少しだけお付き合いくださいね(#^^#)

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さらにお米の美味しさをUPさせるポイント

これまでの説明と重複してしまうかもしれませんが、まとめということでお伝えしますね。

お米を美味しくするために心がけたいことは、

  • お米は優しく丁寧に扱う

ということです。

お米を優しく研ぎましょう~♪ ということはお伝えしてきましたね。そのためには、ゆったりした優しい気持ちで研ぐことを心がけたいものです。

怒ったりイライラしているときには、どうしてもモノに当たったりして感情をぶつけてしまいます。そうするとお米を丁寧に扱えなくなってしまうのです。

そうなると、美味しいお米にはなりません。お料理だってそうですよね。怒りながら作ったお料理は美味しくないはずです。優しい気持ちが大切です(#^^#)

ゆったりしながらも、時間をかけずに素早く洗うことも大切です。お米を研ぐって簡単な事なんだけど、その心がけで美味しさがグッと違ったりするから不思議です。

農家の方が、丹精込めて一生懸命作ってくれたお米。有り難く美味しく頂きたいですね(*´▽`*)

おわりに

いかがでしたか?
「美味しいお米の研ぎ方の正しい方法」をお伝えしました。もう一度振り返ってみましょう♪

美味しいお米の研ぎ方

  1. お米を正しく量ろう
  2. 最初の水は素早く捨てる
  3. お米は優しくかき混ぜる
  4. すすぐ回数は3回が目安

さらにお米の美味しさをUPさせるポイント

  • お米は優しく丁寧に扱う

私は長い海外生活で、色々な国のお米を食べてきました。それなりに美味しく頂きましたが、やっぱり日本のお米とは比べ物になりません。

帰国するたび、何よりもお米の美味しさに感動をしていました。現在も海外単身赴任中の夫は、一時帰国をすると決まって、「日本の米は旨いな~」と言っています^^;

世界一美味しい日本のお米が食べられる私たちは、本当に幸せですね♪

最後までお付き合いいただきありがとうございました(#^^#)

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