こんにちは、料理講師をしているRikoです。
家族の健康と幸せを願い★迎えるお正月! お決まりのようにおせち料理を食べますよね。ふと、子供に聞かれたことはありませんか?
「おせち料理の意味って何?」
何となくは分かっているけど…、おせち料理の意味って何だったかなぁ?ちょっと自信ないけど…、お正月はすぐに過ぎるし、でも、お正月は毎年やってくるし…。
おせち料理の意味、自信をもって子供に教えたいですよね♪
私が子供だった頃、お正月には必ずと言っていいほど、おせち料理が並んでいました。美味しかった~という思い出はなく、ほとんど食べなかったなぁ…。おせち料理は、お酒を飲む大人の食べ物だ、くらいにしか思ってなく全く興味ナシ(-_-;)
大人になり結婚してからは、家族のために一生懸命おせち料理を作っているんですね。子供の頃は全く興味なかったのに^^;
ですから一生懸命作ったおせち料理は、子供たちにも興味をもって美味しく食べてもらいたいですよね(#^^#) 日本の伝統おせち料理の意味を子供に教えてあげることは、大切なことだな、と思ったわけです。
ということで、今回はおせち料理の意味と合わせて、我が家の工夫ポイントもお伝えしています。我が家のアレンジおせち料理写真付きですので、楽しみにしてくださいね♪
どうぞ最後までご覧になってくださいね。
目次
子供に教えたいおせち料理の意味
ひとことでおせち料理と言っても、よくわからないですよね…。普段から食べてるわけではありませんからね。でも、これでは子供に教えられない、調べるしかない!
だけど、おせち料理って種類が多いんですよね~^^; なので、定番のおせち料理10種類をピックアップしましたよ。では、さっそく見ていきましょう♪
押さえておきたい10種類
1.黒豆
黒い色が邪気払いの意味と、黒く日焼けするほどマメに、勤勉に働けるようにとの願いが込められているんだって。
2.数の子
ニシンの腹子である数の子は、卵の数が多いことから子孫繁栄の願いが込められているんだって。
3.田作り
カタクチイワシを農作物の肥料として使った田畑が豊作になったことにちなみ、五穀豊作の願いが込められてるんだって。
4.紅白かまぼこ
紅白でめでたさの意味を表すんだって。赤は魔除け、白は清浄の意味があるんだって。
5.伊達巻き
形が巻物に似ているため、知識が増えるようにとの願いが込められているんだって。
6.栗きんとん
きんとんには、黄金の団子という意味があり、金運に恵まれますようにとの願いが込められてるんだって。
7.紅白なます
水引をかたどっているとされ、平安や平和の願いが込められてるんだって。
8.鰤の照り焼き
鰤は出世魚であることから、出世の願いが込められてるんだって。
9.海老
お年寄りのように腰が曲がることから、長寿の願いが込められているんだって。
10.筑前煮
蓮根→蓮根の穴が将来の先を見通せるようにとの願いが込められてるんだって。
里芋→小芋をたくさんつけることから子孫繁栄の願いが込められてるんだって。
人参やごぼうなど→土の中で根を張る根菜から、末永く幸せになりますようにとの願いが込められてるんだって。
おせち料理の由来は?
なるほど~! おせち料理にはさまざまな願いが込められてるんですね(#^^#)
では、おせち料理っていつからあるんでしょうね。日本の伝統料理というくらいだから、きっと遠い昔に違いないわ。
そうなんです、実は、
お節(おせち)という名前の由来は遠い昔、中国の唐の時代からきているんですね。日本でのお節は奈良時代からなんですよ。
当時の人々は、作物の収穫を感謝して、季節ごとの節目に、神様にお供えをしていました。その、神様に供えたものを節供(せちく)といいます。季節ごとの節目を節日(せんにち)といいます。
節日(せんにち)は元旦と五節句のことを言います。
う~ん…(;´Д`) こんがらがってきたぞ~
五節句とは↓
- 人日(1月7日)
- 上巳(3月3日)
- 端午(5月5日)
- 七夕(7月7日)
- 重陽(9月9日)
つまりは、↑五節句+元旦=節日なんです。
奈良時代ごろは1年に6回お節(行事食)を食べていたのが、江戸時代ごろから、1年の節目で一番大切なお正月だけに食べるようになりました。それがおせち料理なのです。
漢字で書くと御節料理となるのも納得ですね!
頭がパニックになってる~(@_@) でもせっかくなので、もう少しおせち料理について調べてみましょう♪
重箱の詰め方
おせち料理の由来は少し難しかった…ですね^^; 気分を切り替えて、次はおせち料理の中身のお話をしましょうね(#^^#)
おせち料理は重箱に詰めるのが一般的ですが、これにも、幸せを重ねる、という意味が込められているんですね。
おせち料理は大きく分けて、
- 祝い肴
- 口取り
- 焼き物
- 酢の物
- 煮物
の5種類に分類されます。
それを重箱に詰めていくのです。では次に、重箱への詰め方を見ていくことにしましょう♪
三段重の場合の詰め方
おせち料理を詰める重箱の正式な段数は5段、または四段です。最近では、家族人数も少ないということもあり、三段重に詰めることも多くなっています。
ここでは、三段重の詰め方の説明をしますね!
そして、我が家では、おせち料理に興味を持ってもらうために、メニューにひと工夫しています。それも合わせてご紹介しますね♪
(我が家のアレンジおせち料理の写真で説明しますね↓)
一の重・・・「祝い肴」「口取り」
黒豆、数の子、田作り、かまぼこ、伊達巻き、栗きんとんなど。
工夫ポイント!
田作りは、ナッツをたっぷり使っているんです。とっても美味しいので出来上がったそばから、おやつ感覚でパクパク食べちゃいます。大人にも子供にも大人気です♪
栗きんとんは、子供が大好きなメニューの1つですが、生クリームや牛乳を混ぜることもあります。まさに、洋風なスイートポテト! もはや、スイーツです^^; いつもの味に飽きたら、たまには良いですよ♪
二の重・・・「焼き物」「酢の物」
鯛や鰤などの焼き魚、海老をはじめとする海の幸など。紅白なますなど。
工夫ポイント!
我が家で定番なのが、ローストビーフです。←おせちじゃないじゃん!!と言われそうですが、一番人気かもしれません。「牛のように強くなりますように!」と勝手に意味を作ったりしてます。←(決してマネをしないように^^;)
焼き豚も作ったりします。←おせちじゃないじゃん!!やっぱり子供は肉が好き♪ なのです。だから、うちの子供たちはおせち料理が大好きなんですよ♪
三の重・・・「煮物」
筑前煮など。
工夫ポイント!
筑前煮は普段のおかずでも作ります。なのでおせち料理には、飾り切りで華やかさを出しています。3色の人参を使い、お花の飾り切りをしますよ★
なお、「おせち料理の詰め方」については別記事で詳しくお伝えしています。基本の詰め方からキレイに見せる技まで、我が家のおせちの画像付きで徹底解説していますので、ぜひ合わせてご覧になってくださいね。
↓ ↓ ↓
まとめ
いかがでしたか?
ここでお伝えしたのは、
- 定番おせち料理10種類の意味
- おせち料理の由来
- 三段重の場合の詰め方
でしたね!
おせち料理の意味を子供に教えるという事は、なかなか大変なことですね。先ずは、自分がしっかりと意味を分かっていないと上手く伝えられませんもんね。
でも、これを最後まで見てくれたあなたなら、きっと大丈夫です! 自信をもって、おせち料理の意味を教えてあげてくださいね。
おせち料理をより一層楽しめること間違いありません(^_-)-☆
今年もあなたとあなたのご家族が健康で幸せに過ごせますように★良いお年をお過ごしくださいね。
最後までお付き合いいただきありがとうございましたm(__)m